乳歯の生え始めから、永久歯が生え揃うまでの時期は、歯列の状態に合わせて歯ブラシを選びましょう。乳歯の生え始めは、仕上げ磨き用歯ブラシを使います。柔らかめの毛で歯肉を傷つけず、お母さんが持ちやすいグリップになっています。乳歯期には、子どもが持ちやすく、小さい歯にピッタリサイズの乳歯期用で。大小の歯が凸凹に混在する生え代わりの時期には、6才臼歯に届きやすいネックの長さと、やや大きめの混合歯列期用を使います。凸凹部分は、独特な植毛形態のタクトブラシを使うのも有効です。仕上げ磨きのポイントは①歯と歯、歯茎との間に、毛先を直角に当てる➁優しい力で小刻みに磨く➂上下の奥歯と上前歯の仕上げをしっかり④ぐずる時間を避け、歯茎や粘膜は人差し指でガードして痛くないように、等々工夫できる事はいっぱいです。