子どもの「歯の質が弱い」と言われて心配です…

歯の表面が白濁している、黄色や茶色っぽい色をしている、もしくは表面が凸凹して穴があいているようであれば、エナメル質形成不全と呼ばれる、虫歯になりやすい歯である可能性が高いです。原因は、赤ちゃんがお腹の中にいる時のお母さんの病気、服薬、ホルモン異常、栄養状態、あるいは遺伝のこともあります。また、乳歯の虫歯や外傷歯などが原因で、永久歯のエナメル質が脆くなることもあります。

虫歯になりやすいため心配ですが、正しいケアができていれば問題ありません。きちんとブラッシングをすることは当然ですが、フッ素の活用、プラスチックによるコーティングや詰め物という方法もあります。永久歯にはセラミックによる被覆などもできます。虫歯や外傷歯を軽くみず、適切な予防や処置で大切な歯を守りましょう。

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